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London ライオン、名前はクリスチャン。

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昨夜Bedへ潜りこむ前
明日こそやらなきゃいけないコトをしよう!と思ったハズなのに...
結局いつもの週末のルーティンが抜けきれずウダウダしてしまった日。
愛犬を伴いお散歩へ出掛けたのも夜の闇に紛れて...
ひとの目も気にしなくていいからメガネにno makeのおしゃれっけnothing(;一_一)
しかしながら今日も昨日と同様、穏やかな日。
途ちゅう出会った年配の方と「ちょっと歩いただけでも暑いですねぇ...。」とご挨拶。
先週は13℃と朝夕肌寒くなったなぁと感ぢるようになっていたのに
この3連休は18℃と、とてももうすぐ12月とは思えないほどの暖かさ。
ouchiへ帰り夕餉の支度。
今夜は「きのこのアヒージョ」。
お腹減ってもいないのにchile wineと一緒にペロリ(^_-)-☆
気づけば跡形もなく...
もう少し何かないかな?
冷蔵庫のなかを覗きこみ大好きなカマンベールチーズ発見♬


「ライオンのクリスチャン」これは真実の物語です。
1969年London。
小さなデパートで売られていたライオンの赤ちゃん£5,000。
動物園で産まれた5世代目の都会育ちのライオンでした。
エースとジョンというふたりの兄弟は彼を気に入り経営するアンティークshopで育てるコトに。
そのライオンにクリスチャンと名付けました。
最初は小さくただ愛らしかったクリスチャンも成長(16kgだった体重が1年後には84kg)とともにいたずらも激しくなり
運動も食べるお肉の量もたくさん必要になりました。
お肉は近所のレストランが好意で分けてくれ、時には骨も持ってきてくれたそうです。
運動は家の中だけではそのエネルギーを持て余してしまうので教会の敷地で遊べるよう
なんども教会の神父にかけあいました。
エースとジョンとサッカーボールで遊ぶコトは野生の狩猟本能を呼び起こさせ訓練にもなりました。
ふたりとクリスチャンとの間には種を超えた絆のようなモノができあがり
ふたりのコトをまるで親のように思うクリスチャン。
クリスチャンはみんなから愛されどこへ行くにも一緒で街をお散歩し、レストランで食事をし、クルマに乗ってお出掛けもします。
1番驚いたのはつながずいつも自由に歩き回っていたコト。
まるで飼い猫のように飼い主の言うコトを理解し、側から離れません。
まだまだ成長過程で、もうこれ以上このLondonで一緒に暮らすにはムリがありました。
そこで下され決断はケニアで野生に返すコト。
クリスチャンの存在が有名になり幸いなコトに俳優に気に止めてもらえ援助を得るコトができました。
ケニア政府の許可が下りるまで俳優の別荘を借りイギリスで暮らす最後のひとときを楽しみます。
クリスチャンがふたりの姿を見て抱きつく姿は、まるで女の子が大好きな彼氏に飛び付くの同ぢで可愛らしい(#^.^#)
ケニアではライオンを野生に返す活動をしているジョージ・アダムソン(野生のエルザの作家の夫)の力を得て
クリスチャンを保護区のなかで野生に返す訓練をしました。
クリチャンの側には大人のライオン「ボーイ」が。
最初2頭を会わせたトキ、薄いフェンス越しに唸り声を上げ今にも襲いそうな緊張感が漂っていました。
ボーイからすればクリスチャンは今後自分の立場を危うくする危険な相手でしかないからです。
しかしこのケニアで野生として生きて行くにはボーイに存在を受け入れてもらうしかありません。
クリスチャンも野生の本能でボーイにお腹を見せ服従のポーズをとるコトで優劣の順位が明確になり共存が成立しました。
ふたりの側から離れないクリスチャンを残しLondonへ。
まめにジョージからクリスチャンの様子が手紙で伝えられました。
ふたりがケニアをあとにしたあと届いた手紙は悲しいモノでした。
ボーイがテリトリーを拡大しようとしたところ攻撃にあい深い痛手を負いました。
必死に手当をしたのですがこのトキのコトがボーイに人間への不信感を植え付けました。
その後、ボーイは人間を寄せ付けなくなりアフリカ人の使用人を襲いました。
噛みついて離さないボーイをジョージは仕方なく射殺、使用人もその怪我がもとで亡くなるという最悪の結末。
心配になったふたりは1年後会いに行きます。
たぶん会えない、きっともう覚えていないだろう...
3日目に丘の岩場から姿を現したクリスチャン。
ゆっくり岩場を降りて来ます。
50mほどのトコロでこらえきれずクリスチャンと名前を呼ぶと駆け寄って来て
またいつものように飛びついてうしろ脚をからませてきました。
Londonでの生活を忘れていなっかたのです。
クリスチャンの側にはメスのライオンも一緒にいてふたりを歓迎します。
次に訪れたのがクリスチャンを見た最後となりました。
ジョージからも会える確率はかなり低いと言われていたけれどクリスチャンは姿を現し
夜通し部屋の中でお酒を飲みながらみんなと遊んだそうです。
朝になり姿が消えていました。
メスライオンのところへ戻り木の下で上を向いて寝転がって
まるでその様子は「もうこれで充分だ」と朝帰りの男の子が言ってるようだったそうです。
それがクリスチャンを見た最後でした。
親離れするトキを心得ていたんでしょうね。
London生まれで都会育ちのライオンがよくココまでやったモノです。
エースとジョン、それにジョージ、使用人、カメラマンたちの彼を取り巻く環境が最高によかったからでしょう。
種を超えて通じ合えるモノってやっぱりあるんだなぁと感ぢられました。
この実録を掘り起こしたのはひとりの学生。
これがきっかけで野生動物保護への関心が高まったコトは嬉しいかぎりです。
by oscar_1775 | 2014-11-23 22:49 | Comments(0)

みずいろカエル928GTSとフレンチブルがいつも一緒のミニマルLife**オスカル  


by oscar_1775
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